リカバリーとは、「困難なライフイベント(疾病・障がい、離別、失業等)」を抱えながらも意義ある満足のいく人生に立て直していくための概念です。
「リカバリー」という言葉には2つの意味があります。
病気からのリカバリー(Clnical recovery)は、精神保健従事者の見方から出てきた考え方で、症状を取り除くこと、社会的機能の回復あるいは「普通に戻ること」などが含まれています。
人としてのリカバリー(Personal recovery)は、精神疾患の経験者たちから出てきた考え方で、病気からの単純な回復とは違います。「人としてのリカバリー」の定義として最も広く引用されているのは以下のAnthony(1993)の言葉です。
リカバリーとは、個人の態度や価値(本人にとって大切なこと)、感情、目標、技術や役割が変化していく過程のことで、これはとても個人的で、人によって異なる過程である。精神の病気に制限があったとしても、何かに貢献し、希望にあふれ、満たされた生活を送る生き方である。リカバリーには、精神疾患による壊滅的な影響を乗り越え成長する中で人生についての新たな意味や目標が見いだされていくことが含まれている。
(「本人のリカバリーの100の支え方」より)
「本人のリカバリーの100の支え方」は下記ホームページを参照にしています。
http://kokoro-zukan.com/archives/33#content
http://plaza.umin.ac.jp/heart/archives/100ways.shtml
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巣立ち会 サザン
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