リカバリーカレッジは2009年に英国、南西ロンドンにて開校されました。源流はアメリカのリカバリー・エジュケーション・センターです。

英国では、精神疾患の体験を持つ当事者（体験専門家）とメンタルヘルスの専門職がお互いの専門性を活かしながら、共に運営しています。リカバリーを実践しつつ、メンタルヘルスに興味のある方を対象として提供される教育モデルのプログラムです。 現在(2017年)では英国内では40カ所以上に開設されています。国外でもベルギー、デンマーク、イタリア、スウェーデン、ウガンダ、香港などに広まり、国際的ムーブメントとなっています。


巣立ち会では、英国においてリカバリー施策を推進する組織（IｍROC:. Implementing Recovery through Organizational Change ）の代表を招き、講演会を開催しています。詳しくはこちらをご覧ください。

「英国でのリカバリー支援」の報告書へ（Geoff　Shephered）（PDF)

「リカバリー中心のメンタルヘルスサービス」の報告書へ（Julie Repper）（PDF)

◆英国ノッティングガムシャー・ヘルスケア・トラスト・リカバリー責任者で、英国ノッティングガム大学准教授のジュリー・レパー氏より開校前に祝辞を頂きました。（PDF)Click→

◆東京大学と巣立ち会リカバリーカレッジチームとの協働で、英国のリカバリーカレッジのこれまでの10年間の経験についてまとめたパンフレット「Recovery colleges 10 years On」の日本語版「リカバリーカレッジの10年」を作成しました。リカバリーカレッジの歴史や理念、エビデンスなどがまとめられています。
『リカバリーカレッジの10年』はこちら

「リカバリーカレッジの10年」（PDF→）